おっさん萌え系に燃ゆる
老人がみんな同じ顔に見える。
私が若かりし頃、そんな事を言っている人もいました。
「?…そう?」私は親父が長男だったこともあり祖父、祖母とも同じ屋根の下で育ってきました。
所謂、拡大家族と言う形態であったためか、当時今一つピンとは来てない意見でした。
なにせ近所の爺さん、婆さんがよく家に来ては、暇を持て余してお茶をすすり世間話なんか延々としている、そんな家庭に育ったものですから、決してみんなが同じ顔とは思ってもいなかったし、そうも実際見えてないから驚きもしたものです。
この婆さんは顔がのっぺりとしてて、細くツリ目で話が長い。が声はデカい。とか。
この爺さんは髭が渋いが、眠目でいつも退屈そう。とか。
今にして思えば、子供ながらに違いを見つけては自分なりの解釈でその人を理解しようとしていたのかも知れません。
が、時は流れそれに似た現象が今私にも起きていて、
漫画のキャラクターが全部同じに見えて仕様がない。のです。
漫画のキャラと一口に言ってもひと昔で言うところの「萌え系」のキャラです。
その「萌え系」系統のキャラクターが全部、同じに見えています。
全員同じに見えているし、全部同じ作者なのって感じです。全部一緒。人類総萌え系??
あだち充先生が描く「タッチ」、「H2」、「めぞん一刻」…のキャラクター当てより
難題です。
なにせ、作品こそ違えどあだち先生が描くヒロイン像、ヒーロー像に統一感はあるし、それがあだちイズムとして理解できます。
が、
この萌え系キャラはどうも分からない。
違いがわからない。
何やらキラキラしてるけどさっきもキラキラしたAKBみたいな女子いたよな~と。
もうチンプンカンプンです。ちんちんもぷんぷんです。
違いの分からない男です。
いつか徳さんのようにならないかちょっと自分が心配でもあります。
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